先週からとても寒いのです。今年は、昼過ぎに野島水路に行くと薄氷
が浮いていることが多いのです。
一度、野島水路が凍っている時に、鳥達がどうしているか見たかったので、
本日出かけました。見事、野島水路は全面結氷であります。但し、薄氷
ですが。

鳥さんたちはいずこ。と見回してもどこにもいません。かろうじて
凍った海のフロートの上にユリカモメが2羽首をすくめていました。
とても寒そう。

岸寄りの海岸では、浮いている枯葉やゴミと一緒に氷が張っています。
その上にハクセキレイが1羽。エサをつつくも、エサは氷の中。

氷の上をエサを探して歩きます。日が当たっていますが、とても寒そう。
野島で、氷の上を歩く鳥というのは、とても珍しい光景なのです。

して、いつも野島水路にいるオオバンやカモ達は何処に?と探して
みれば、夕照橋近くの凍っていない所に移動していました。
カモたちは自然海岸側に移動してしまったようです。

こちらは、1月31日10時ごろの野島水路で写した写真です。氷が
解けた所に、オオバンとヒドリガモが集まって、エサのアオサを探
しています。

薄氷を割りながら進むオナガガモの隊長さん。楽をしようと、その後を
ついていくオオバンたち。

どこに行っても、まだ薄氷が一杯。皆氷の無い所に固まっています。

やはり、関東に来るカモたちは氷が苦手なのでしょうか。北海道で見るカモ
や白鳥は、凍っていようが吹雪いていようが平気な顔をしているのですが。

このまま、毎日水路が凍っていると鳥達が移動してしまうような気がします。
1月31日は凍っていない所に避難していましたが、今日は避難している鳥
さえいませんでした。関東のカモ達はひ弱です。
|